骨折・脱臼・捻挫・打撲・肉ばなれでよくあるお悩み
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骨折や脱臼を
したときの
対処法が
知りたい -
打撲した
ところが
日に日に
腫れてきた -
肉ばなれの
痛みが改善
されない -
骨折して
いるかの判断が
できない
骨折・脱臼・捻挫・打撲・肉ばなれとは?
骨折や脱臼、捻挫、打撲、肉ばなれなどは、スポーツや事故などのシーンで多くみられるケガですが、
日常生活の中でもでも起こる可能性が十分にあります。
特に足腰の筋力が低下する中高年層の方にはこれらのケガに気をつけて頂きたいです。
ちょっとした段差につまずいてしまったり、それにより転倒をしたことで骨折するケースもあり、
ひどければ長期入院しなくてはならない場合もあります。
そのため、日頃からケガを予防するための生活を意識してみましょう。
骨折・脱臼・捻挫・打撲・肉ばなれ
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あまり知られてはいませんが、接骨院や整骨院でも病院と同じように保険を使って施術を受けることが可能です。
全てのケガに保険が使えるわけではありませんが、一定の条件を満たしている場合には一部負担金、もしくは負担金無しで施術を受けることができます。
ここでは、どのような場合に保険が適用されるのかについてご紹介します。 -
腰や膝の痛みに長年悩んでいる方は少なくないかと思います。
身体に生じる慢性痛の原因の多くは、関節に関係しているといわれています。
いつまでも改善しない身体の痛みは、関節調整を行うことで症状の緩和が期待できます。 -
腰痛や肩こり、便秘症、つらい月経痛など、これらの不調は骨盤の傾きが原因で起こっているかもしれません。
骨盤調整を行うことで、これまで悩んでいた慢性不調が改善される可能性があります。 -
肩こりや頭痛、手足の冷え、むくみ・・・など、多くの方が抱える「“病院へ行くまではない”不調」におすすめなのが、筋膜リリースです。
筋肉の柔軟性を高め、血行やリンパの巡りをスムーズに整えることでさまざまな不調の改善が期待できます。
ここでは、筋膜リリースとはどのような施術なのかや、どのような症状の改善が期待できるのかについてお話しています。
骨折・脱臼・捻挫・打撲・肉ばなれの原因と症状
骨折・脱臼・捻挫・打撲・肉ばなれとは、どのようなシーンで起こりやすいのでしょうか。
ここでは、骨折や脱臼、捻挫、打撲、肉ばなれとはどのようなシーンで起こりやすいのか、また、それぞれの症状についてお話しします。
【原因】
◇骨折
骨折は「外傷性骨折」「疲労骨折」「病的骨折」の3つに分類されます。
・「外傷性骨折」
転倒や衝突、事故などが原因となり1回の大きな外力によって生じる骨折です。
・「疲労骨折」
身体の同じ箇所に小さな力が持続的に加わることで生じた骨折です。
・「病的骨折」
骨粗しょう症や転移生骨腫瘍などの病気が原因で骨の強度が低下することで生じた骨折です。
◇脱臼
脱臼とは、骨と骨を繋ぐ関節部分に発生し骨が本来あるべき位置からずれてしまった状態をいいます。
脱臼には、骨の関節面が完全にずれる「完全脱臼」と、部分的にずれる「亜脱臼」の2つがあります。
事故や転倒の他、ラグビーや柔道など接触度合いの高いスポーツで起こりやすい傾向があります。
◇捻挫
捻挫とは、足首や手首などの関節部分を不自然な形でひねってしまった際に、靭帯や腱を損傷してしまった状態です。
スポーツ中だけでなく段差などでつまずき転倒した際に手を床につき、手首を捻挫するケースもあります。
◇打撲
打撲は別名「打ち身」とも呼ばれ、転倒や衝突、事故などの外傷によって皮膚や筋肉、血管、神経などを損傷した状態です。
脱臼と同じく、接触度合いの高いスポーツをする方に起こるリスクの高いケガです。
◇肉ばなれ
急に身体を動かしたり無理な動きをしたときなどに筋肉に過度な収縮・伸縮が起こり、筋肉が断裂や裂けてしまった状態です。
【症状】
◇骨折
骨折した部位に腫れや内出血、痛み、変形、可動域の制限などの症状があらわれます。
骨には神経が通っていないため骨折しただけで痛みは出ないものの、血管や神経が骨折した骨により損傷することで痛みや腫れ、内出血などを生じます。
また、負傷した箇所を動かした際に「ボキボキ」と骨同士が擦れる音が聞こえる場合もあります。
◇脱臼
関節が外れることで、不安定感や可動域の制限が起こります。
また、患部周辺の血管や神経が圧迫もしくは損傷することで腫れや痛み、しびれなどの症状が起こる場合もあります。
◇捻挫
主な症状は、熱感を伴う痛みや、腫れ、圧痛が挙げられ、ときに内出血が起こることもあります。
長期的に症状が改善されず関節がぐらぐらと不安定な場合は、骨折している可能性も考えられます。
◇打撲
患部の皮膚や筋肉、血管が損傷することで炎症を起こし熱感を伴う腫れや痛み、内出血を生じます。
軽度であれば2週間前後で自然に症状は緩和しますが、打撲した部分が日を経るごとに腫れ上がったり痛みが増す場合、骨折の可能性も考えられます。
◇肉ばなれ
太ももやふくらはぎ付近に多く発生し、受傷時「ブチッ」という断裂音が聞こえることがあります。
軽度の肉ばなれであれば、軽い内出血や痛み程度で自然に改善する場合もあります。
しかし、部分的、あるいは完全に断裂を起こしている場合は、強い痛みや腫れ、内出血などの症状が発生し歩けない場合もあります。
骨折・脱臼・捻挫・打撲・肉ばなれの対処法
もしも、骨折・脱臼・捻挫・打撲・肉ばなれをしてしまったときは、慌てずに適切な応急処置を行いましょう。
一般的なケガの応急処置に『POLICE処置』というものがあります。
この処置はあくまで症状の悪化を防ぐために行うものです。
ひどいケガや骨折などが疑われる場合は、医療機関で適切な処置を受けるようにしましょう。
【『POLICE処置』について】
従来の応急処置は「症状が改善するまで安静にすること」を最も重視していました。
しかし近年では、必要以上の安静はかえって回復までに時間がかかる場合があり、そこで生まれたのが『POLICE処置』と呼ばれる新しい応急処置です。
◇『POLICE処置』の手順
①Protection(保護)
患部を装具やギプスを用いて保護し、損傷組織の悪化を防ぎます。
②Optimal Loading(適切な負荷)
安静にし過ぎると筋肉が萎縮したり、関節の可動域が狭くなり回復を遅らせてしまう可能性があります。
それを防ぐため、スポーツトレーナーなど専門家のアドバイスのもと、患部に適度な負荷をかけて筋肉の萎縮や組織の修復を促し、早期回復に繋げます。
③Ice(冷却)
患部の炎症を鎮めるためにアイシングを行います。
ビニール袋に水と氷を入れ、肌に直接はつけずタオルなどを一枚挟んだ上から腫れや痛みのある箇所に当てます。
15〜20分程度で一度止め、痛みが出てきたら冷やす、を繰り返し行います。
④Compression(圧迫)
内出血や炎症を防ぐために弾性のある包帯などで患部に圧をかけます。
この際、身体の端から身体の中心(心臓)に向けて巻きつけるようにします。
⑤Elevation(挙上)
腫れや浮腫を予防するために、患部を心臓よりも高い位置に上げて固定します。
【ケガの対策法・予防法】
ケガをすると症状の度合いによっては改善までに時間がかかり、日常生活に支障をきたす可能性も出てきます。
そのため、ケガをする前にきちんと予防することも重要です。
ここでは、日常生活の中で行えるケガの対策法・予防法についてご紹介します。
◇適度な運動
運動不足や加齢によって下半身の筋力が低下すると、たとえ小さな段差であってもつまずきやすくなり、ケガをするリスクが自ずと高くなってしまいます。
たとえば、エレベーターではなく階段を使う、信号待ちなどの時間を利用して「かかと上げ運動」をする、など、日常の中にちょっとした運動を取り入れてみると良いでしょう。
室内であればスクワットなどもおすすめです。
◇自分に合った靴を選ぶ
外出時には、かかとの低い安定した靴を履いて出かけるようにしましょう。
自分の足にフィットする靴は転倒防止はもちろん、運動をする際にも安定感がキープされケガ予防に繋がります。
◇ストレッチ
ストレッチを行うと筋肉が柔らかくなり関節の動きもスムーズになるため、ケガの予防に繋がります。
入浴後の身体が温まって血流が促され筋肉がゆるみやすいときに行うとより効率的です。
筋肉が硬いままで急にストレッチをすると、返って肉ばなれなどを起こす可能性があります。
冬場など、筋肉が強張りやすい時期はとくに注意が必要です。
ながしま整骨院
【骨折・脱臼・捻挫・打撲・肉ばなれ】に対するアプローチ方法
骨折・脱臼・捻挫・打撲・肉ばなれなどの外傷においては、固定、超音波、リハビリを行い回復を促しています。
また必要とあれば整形外科等専門医をご紹介させていただきます。
著者 Writer
- 院長:長島 公
- 生年月日:昭和49年8月10生まれ
出身:埼玉県鴻巣
スキーsaj1級
スキー場にて応急処置とパトロールを対応
トレーナーとしてさまざまなアスリートに対しコンディショニングを担当しています
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